【WiFiルータ】Aterm WX5400HP 導入

導入経緯

先日、自宅のWiFiルータを【NEC Aterm WX5400HP】に入れ替えた。
きっかけは、警視庁が発表した「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について」のニュースを目にしたからだ。もちろん、自宅ルータが乗っ取られている事実はなく問題はなかったのだが、古いWiFiルータへの注意喚起が行われていたことが気になった。

メーカーのサポートが終了したルーターは、ルーターのぜい弱性を改善するためのファームウェアの更新が行われず、セキュリティリスクがさらに高まるため、買い替えの検討をお願いします。

家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について　警視庁 (tokyo.lg.jp)

というのも、自宅で使っていたWiFIルータは、【NEC Aterm WG1800HP2】という2014年に発売された製品であり、ファームウェアこそ2022年に更新が行われているものの修理終了品リストに入っているため、この先更新が行われるのか不安となっていたからだ。
今回、事前調査は特にせず家電量販店へ出向き、並んでいるものから【NEC Aterm WX5400HP】を選定した。決め手はWiFi6対応とメッシュ中継機能、そして価格だった。メッシュ中継機能を選定の理由としたのは、ルータを2台構成として自宅内のWiFi電波環境を強化したかったことに加え、それまでUSB-WiFIアンテナで利用していたデスクトップPCを子機側に有線接続させることでLAN速度を向上させることも目的の一つだったからである。

開封～設置

まずは、親機の開封と設定を行う。
開封してまず思ったのが、だいぶ筐体が大きくなっていること。WG1800HP2と比較するとその差は歴然だった。
とりあえずブリッジモードで起動し、初期設定を行って各種機器を接続し接続確認とスピードテストを実施。接続はいたって簡単、速度も良好な結果が出た。正直、もう1台なくてもよかったかも…と思ったり。

続いて、子機の開封と設定を行う。
親機をルータモードに変更し再起動、両機器をリンクケーブルでつないだ状態で子機をメッシュ中継モードで起動させ、同期処理を実行させる。5分ほどで完了したので、リンクケーブルを外して子機をWiFi接続で運用を開始した。
実のところ、現時点では自分所有のガジェットでWiFi6に対応しているものがないため、WiFi6対応については宝の持ち腐れ感があったのだが、家族所有のノートPCがWiFi6に対応していたので杞憂で済んだのは何より。

スピードテスト

スピードテストについては、以下のタイミングで実施した。
・ルータ交換前　　　　　　　：（WiFi接続）ノートPC／デスクトップPC
・親機をブリッジモードで起動：（WiFi接続）ノートPC／デスクトップPC
・親機をルータモードで起動　：（WiFi接続）ノートPC／デスクトップPC
・子機をメッシュ中継接続　　：（子機に優先接続）デスクトップPC
基本的には機器交換によりインターネット接続速度が向上しており、十分に満足できる結果になっている。

まとめ

WiFiルータを最新の機器に交換したことで当初懸念が払拭されたものはもちろん、インターネット接続速度も多少なりとも向上したので、しばらくは安心した運用ができそうである。特にデスクトップPCについては、子機に有線接続としたことでLAN内のPC間通信が体感レベルで速度向上しており、使い勝手がぐんと増した。
まぁ、ある程度経ったら最新機器に交換するのが好ましい、というお約束な結論に至ったというオチである…